川越での全盲女子生徒被害の加害者が知的障害者だったことについて

他のサイトでは「加害者が知的障害だったのか」ということだけを前面に出してるようですが、同じ知的障害の子を持つ母として、この事件が起こってしまったことを、特に国や件は猛省してほしいと思っています。

加害者が未成年ならば親の監視下の責任となると思いますが、
44歳ともなれば、親御様はもう他界している可能性もあるわけです。

ましてや「障碍者支援施設」に入っていたとのこと。
様々な「疑問」が浮かびます。

 

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なぜ重度の知的障害者を一人で歩かせていたの?

取り調べも難しいほどの重度の障碍があるとのこと。

うちのこが前に通っていた「障害者用放課後クラブ」は成人の方の作業所でもありました。
遊びが終わると、成人障碍者の方が作業している部屋の隣で遊びます。

見た目から「中度から重度の知的障害の方たち」とわかりました。

 

全然けんかとかしてませんでしたよ。職員さんも普通に話してましたし、

確かに「普通に受け答え」はできません。そして見た目から「健常者ではない」ことはわかります。

しかし、ずっと見ていると特に「健常者と何か違いがあるのか?」とさえ思ってきます。

そう。根本は同じ「人間」なのです。ちょっと「不便」なだけなのです。

 

しかし、行き帰りはバス送迎でした。一人で帰ったりしてません。

子どもは親が送迎。成人の方は「バス送迎」になっていました。

 

事件にあった加害者は「一人で電車を使って」作業所まで行っていたのでしょう?
もし付き添いがいたのに、他の人を蹴飛ばすなんてことないはずですよね?

そういう場面になりそうになったら、付き添いの人が必ず止めるはずですよね?

 

「取り調べの受け答えも難しい」ことから考えて、少なくとも知的障害の程度としては「中度以上」のはずです。ということは場合によっては「着替えなども補助が必要」な程度の可能性もあります。

言い方がよくないですが、わかりやすく言ってしまえば
「体は大きな1歳児を一人で歩かせた」ことと一緒です。

 

なぜ女性を蹴ったのかと聞かれても答えられなくて当然だと思う

恐らくですよ。私は他の人より知的障害の方を多く見ていますので、想像ですが、

「杖に当たった」→「乱暴されたと思った」→「仕返した」

彼の中ではこれだけの話であって「理由」ではなくて「反射」だったのかもしれません。

だから「なぜ蹴った?」と聞かれても「理由」などないのですから答えようがないのかもしれない。

 

だからといって、全盲女子生徒の方は「相手は1歳児と実質同じだから許してもらえんかね?」で済む話ではないでしょう?

だって実際は一歳児ではなく「大人」なのですから、相当に怖い思いをしたはずです。

 

そのことは加害者がいくらわからなくても「ダメなことはダメ」なのです。
知的障害があるんだからそこは大目にみてやってくださいよ。とは思いません。

 

我が子も知的障害ですが、人を傷つけるのはいけないということは「人としての基本」であり、
「知的障害があるから仕方ないでしょ?」というのは、10歳の今でもダメなのです。

 

川越の事件の問題点は「重度の知的障害者を一人で歩かせたこと」

だっていつまでも保護してられないでしょ?って「保護しないといけない人」なのです。
それは「差別」ではなく「助け合い」です。

 

もしも、明日あなたが交通事故にあって車椅子になったら、知的障害の方が、どこかで助けてくれるかもしれないのです。

けれども彼らは「一人で歩く」ことは難しいのです。何もない野原とかなら別です。

色んな人が歩きまわる「駅」を一人で歩かせるなど「保護責任者遺棄」に近いと思います。

 

だって、現に事件が起こってしまったじゃないですか?

 

福祉の作業所って、そんなに多くありません。
施設から全員あわせて100の作業所に通うことなどまず考えられません。

せいぜいあっても10もあればいいと思います。

その送迎くらい「バス」を出してもいいのではないのでしょうか?

 

差別とか、税金がもったいないとか、本人の訓練にならないからとかではなくて、
「彼らにはどうしても超えられない壁」もあるんです。

その「壁」が「駅など人混みを一人で歩くこと」だと私は思います。

 

事件を防ぐことが一番ですが、もしこの加害者が別なことで困ったらどうするのでしょう?
もし災害で帰宅困難になったら、この加害者が一人で考えて最善の行動をとれますか?

想定外の出来事に戸惑い、パニックで暴れたら誰が止めるのですか?

 

被害者まで出てしまった事件です。
被害者の方も心の傷を負っています。

県や国は福祉のあり方についてもう一度猛省し、同じような事件がおきないように、
考えなおしてほしいと切に願います。

具合の悪い時によく読みました。過ごし方など参考になりました


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