支援学級の担任の先生、1年間本当にありがとうございました。

先生は、我が校では、5年普通学級を担任されて、息子の4年生の支援学級の担任の先生となりましたね。

普通学級から来た先生は「支援学級の子供にも普通」を要求する。そんな風に思ってました。
でも、全然違いましたね。一人ひとりを本当に愛情を持って接してくださいました。

他の先生だったら、授業を成り立たせるのも大変なクラスだったと思います。けれども、子供たちは、先生が思っているよりも、ずっと落ち着いていたと感じています。
「あなたをちゃんと見てるよ」とクラスの子全員が感じていたと思います。

 

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支援学級では後回しにされ続けた我が子

自閉度が強いと、そして年齢が低いほど、どうしても手のかかるタイプの子は、派手な行動を取ってしまいます。

教室から飛び出す。ずっと床に寝たまま。叫び声をあげ続けるなどなど。。

 

1年生のときは、そんな子供たちを落ち着かせないと何も始まらないので、座ってるだけが特技だった我が子は、後回しにされてしまうのは仕方ないと思っていました。

それでも、療育手帳のことや、知的に遅れがあることを配慮してくださり、発達障害に対して、適切なアドバイスもいただけて、諦めなければならないこともありましたが、

それでも、1年生のときは、楽しく過ごせたかなと思っています。

 

子供にとってはあまり何も感じてないかもですが、私にとって試練となったのは、2、3年生でした。

支援学級の経験があるのかどうかはわからないのですが(多分ないと思いますが)
何回「IQも低くて、理解に時間がかかる」等の説明をしても

「ここまではできるようにしてください」と言われました。

 

それ、普通学級の子の目標に限りなく近いですよね?それができるなら支援学級にいれませんけど?という要求をどんどんされました。

そして、教員経験の長い女性の先生でしたので、自分の教育方針には多大な自信があって、そこもまた、ワタシ的には困るところでした(´・ω・`)

 

多大な自信はOKなのですが、いかんせん、自閉症など発達障害の特徴を知らなさすぎる。。

 

私は当然ある程度の勉強はしてますので(じゃないと子育てできないので)
少し専門的なことを言うと「言い訳してないで、スキーちゃんとできるようにして」みたいな感じに言われて、どうも合わなかったんですね。。

 

3年生に進級し、手のかかる子がどっと増えると、
「2年生の時のようには支援できません」と最初の懇談で釘さされました(´;ω;`)

 

3年生になり、あれ?いじめの兆候?と思うことが増えてきました。

1週間に3回消しゴムがなくなったり、いたずら書きされたり、あざができていたり。。
2年生までの2年間、消しゴムをなくしてきたことなど1~2回しかなかったんです。

それが、急に週3はおかしいでしょ?

「これは誰かに取られてるかいたずらされてるな」と感じた私は「いじめ」につながらないようにという意味で、先生に電話しました。

 

「はい。見ておきます」終了。

あの?ワタシ、消しゴムを買えないとかそういうこと言ってるんじゃないんですけど?
消しゴムなら、10個入りの「MONO消し」買って常備してるんで。

 

。。。ということが1年間ちょこちょこと続きましたが、

「はい、見ておきます」で終わりかと思えば、
「下校時間をずらしました」とか、極端すぎて「????」と思うことが多かった。。

 

それでも、私自身が一番体調の悪い時期だったので、参観にいくことさえもできないこともあったので、色々要求してはいけないな。と。

しかし、支援学級に期待をするのは無理だな。とも思い始めていました。

 

そして4年生へ進級。先生が変わりました。

4月の最初の参観で「あ!この先生すごい!」とすぐわかりました。

その勘は見事に当たりました。

 

家庭訪問のとき。
「消しゴムがなくなったとか、そういう小さいことが、うちの子の場合、コミニュケーションがうまく取れない分、いじめの発端になると考えてるんです」と話したとき、

「それはそうですね。どんなに小さなものでも、人の財物にいたずらをするというのは、これから生きていく上であってはならないことですので、そういうことが起きたらすぐ連絡ください。
しっかり指導していきます」

と話してくださったのです!

「あざを作ってきた。誰かが怖いと言っている。どんな些細なことでもおかしいと思ったらすぐ連絡ください」と続けてくださいました。

 

そのほかにも、運動が極端に苦手なこと、コミュニケーションが難しい面があり、自分から何かを発信するのが難しいかもしれないこと、

いじめるだけの知恵がないので、いじめることはないとは思うけれど、いじめられることが心配です。もちろん、うちの子が加害者のときは、すぐ知らせてください。

などなど、私が話したことはすべてメモしてくださってました。

 

運動も、私自身が外出恐怖で、平日はどこかへ連れて行って遊ぶのが難しいので、たま~にでかまわないので、体を動かす機会をもし作れましたら。。といえば、

前の先生には「親はあなただけじゃないですよね?」と言われましたが^^;
(まあ、その通りですが)

 

「全体で体を動かす遊びと療育も取り入れながら、時間を作っていきたいと思います」

と言ってくださったんです!!

 

もう、ほんとほんと、感動でした。
ほんと、親が至らなくてすみません。という気持ちに何回もなりました。

 

そして4年生での支援学級の生活が始まりました

体育の時間は、隣の大きな公園で鬼ごっこをやってくれました。
4年生にもなって授業で鬼ごっこ?と思いますでしょ?

でも、発達障害の子供にとっては、大事な要素がたくさんつまってるんですよね。

 

まず、ルールを理解すること。
走って体をよく動かすことで、うちの子のような協調性運動障害のある子は「次第に手先も器用に」なっていきます。

運動に問題はないけれど、多動の子にとっては、気持ちの発散になります。
鬼ごっこの後の授業はとても落ち着くそうですよ^^

 

山もある公園なので、山登りもいっぱいしたそうです。

小さな山なんですけど、これは、幼稚園の時に

「運動障害があるので、まず体の中心をしっかり作る。そこから手や足の細かい動きができてくるんですね。なので、小さな山登りなんていいんですよ」

と専門の先生に言われたことがあったんです。

 

なので、私が元気な時は、公園の山登りをよくしたものです^^

そこまでも授業の一環で取り入れてくれているとは、本当に嬉しかったです。
(私がお願いしたわけではありません)

 

我が子にも本当に寄り添ってくださいました

やっぱり、手のかかる子の気持ちを鎮めないといけないときは、うちの子は自習してもらったりして、申し訳ないです。とおっしゃってましたが、

それに余りあるだけの「愛情」をかけてくださいました。

 

運動会で、ダントツビリだった我が子に、ゴールしてから、何度も背中をたたいて「頑張った頑張った」と言ってくれてるんだろうな。と思ったら、涙が出てきました。

 

普通級の体育のときは、できないことはしないで見学じゃなくて、
うちの子用の「高飛びセット」を用意してくださったそうですね。
(膝くらいの高さのやつね)

「先生が高飛びセット作ってくれたから、それで何回も飛んだ!!」と、とても喜んでいたんですよ(*´∀`*)

(高飛びというか、膝の高さなんで「またぎ飛び」なんですけどね(*´∀`*)

 

スキー学習にも連れて行ってくださいましたよね。

普通級の子なら10人で一人の先生のところを、2人のために、先生一人ついてくださいました。

 

しかも、リフトに乗れればラクなのに、そこまで高いところから降りることのできない我が子のために、

一回一回スキーを脱いで、一緒にスキー靴で上がってくださったんですよね。

何時間もやらなくてはいけないのに、本当にお疲れになったと思います。
私たち、親がやるべきことなのに、本当にすみませんでした。

 

そのご指導のおかげで、ゆるい坂ならば、リフトを使って、ある程度の長い距離を一人で降りることができたんですよ!!

去年は夫がつきっきりで降りた坂でした。

 

一人で長い坂を降りてくるビデオを見たとき、本当に涙が出てきました。
本当に、たくさんの愛情をかけていただきました。

 

最後の日の連絡帳の先生の言葉

「何事もやってみないとわからない、始まらない。。」

「できないからやらない」ではなく、何ができるのかをいつも探しながらの一年間でした。

 

私が夫に読んで聞かせたのですが、私も泣けてくるし、夫も涙ぐんでおりました。

「支援学級を選んで良かった」
「先生に担任していただいて本当にいい1年だった」

 

我が校は6年目となり、来年度は異動になってしまいましたね。

先生に6年生まで担任していただきたかったです。

 

どうか、新しい赴任先の学校でも、ぜひ支援学級の先生になっていただきたいです。

悩み続ける親に、そして、精一杯頑張っている支援学級の子どもに寄り添える
数少ない「特別支援学級のプロ」になる先生だと思っております。

 

本当に本当に1年間ありがとうございました。

5年生になっても、親子共々頑張ります。

具合の悪い時によく読みました。過ごし方など参考になりました


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