特別支援教育を勉強するたび、教育の本質を再認識させられます。

先日、高等養護学校(特別支援学校 高等部)の見学に行ってきました。
もちろん案内してくださる先生は特別支援教育のプロなわけでして。

2時間以上歩きっぱなしで、自分最後の方若干千鳥足だったけど^^;
子どもたちの頑張りを見て、私自身も刺激を受けました!!

私は、道内で大体20番前後の進学校へ行きました。
でもね。高等養護学校を卒業した方が、今、もっと精神的にも身体的にも強かっただろうな。と思うくらい「生きるとはどういうことか」ということを学べるんですよね!

 

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高等養護学校は「働く上で大切なこと」を3年間で学ぶ

もうね。徹底的に「働くこと、社会で生きるとはどういうこと?」なんですね。

国語や数学などは、各教科週に1度しかなく、他は、体力作り、実習(仕事の練習)が重点的に組まれていました。

 

特に「体力つくり」は「かなめ」でして、毎日約40分間、学校の周りを走り続けます。

知的障がいの養護学校なのですが、ダウン症の子も通っているため、医療的に無理が出来ない子は、先生とマンツーマンでゆっくり自分のペースで走れます^^

風邪の子も一応走るのですが、体調が悪いときは自分ペースでいいようですね。
(見学でもよい)

 

走るのが早い子は、普通高校の子と変わらないような速度で走り続けます。

 

「おおお!すっご~~い!」とか思う傍らで、先生とマンツーマンで、ゆっくりでも休まず一生懸命走っているお子さんを見たとき、

「自分は障害者手帳(見学先は療育手帳所持者の学校です)を持っているからって、「疲れやすい」ことを理由に甘えていたな。。
同じく手帳を持っている子供たちが頑張っているのだから、自分も頑張らなくては!」

と、奮い立たせてくれました!

(で、2時間歩いて千鳥足。。情けない。。)

 

とにかく「8時間働ける体力」が何よりも大事

なので、体力作りは重点的に取り組んで、

ただ走るだけではなく、ミニマラソン大会なども取り入れて、楽しめるように工夫しています。とのことでした。

除雪も(もちろん校舎全部ではないでしょうけど)生徒がやるんです。とのこと。

 

ななは進学校なので、体育って週に3時間くらいしかなかったように記憶しています。

でも、私個人は「将来高校の勉強を生かした仕事に就く!」という目的もなく、ダラダラと「何言ってるかさっぱりわからん授業」を何時間も聞いてるよりも、

高校生という、一番頑張りの効く時期に、40分毎日走ったり、冬は除雪等することこそ「生涯を生きる力」じゃないのかな?と感じました。

実習では「挨拶、報告」そして「仕事をし続ける力」を徹底的にサポートする

まず「挨拶、報告」

どうしても言えないお子さんもいますが「おはようございます」「ありがとうございました」などと挨拶することは、先生たちが率先してされていました。

 

そして「報告」というのは何かと言うと
「水を入れます!」(一緒に作業する人がいなくても)「洗剤を入れます!」などと、
今することを教室全体にに聞こえるように「報告」します。

これも1年生は難しいらしく、何度も練習するそうです。

 

実習といっても本格的でして、例えばクリーニング科ですと、シーツプレス等もありますし、職員のワイシャツなどをクリーニングします。

実習用じゃなくて、仕事で着るワイシャツなので「きちんとした出来」も求められます。

出来上がっているワイシャツを拝見しましたが、完全に「クリーニング屋さん」と同じ仕上がりでした!

 

世の中全体が不況なので、養護学校出身だからできなくて仕方ない。という時代じゃない

ですので、先生としては「生徒のやる気」を維持することが一番大事とおっしゃっていました。

「最初は何回もやり直しさせられるんですよ。でも「くじけない」ように、何度も生徒と向き合っていきます。そして3年生になる頃には、職員でもできないような技術を身につけるんですよと。

これもまた「教育の本質」だと思いませんか?

 

普通学校には普通学校の大変さがあるけれど

「卒業したら仕事ができて当たり前。くじけないとか体力とかもう備わっているでしょ?」というのが普通高校だと思いませんか?

でも「つらいことがあってもくじけない」「仕事に耐えうる体力がある」という、一番の根っこを出来ている人って、ななが代表だけど^^;

今の大人(20代~50代前半くらい)も相当できてない。って思いません?

中学や高校も「生きる根っこ部分」をカリキュラムに入れるときが来ているんじゃないかな?

方程式バンバン解けても、作文で賞とっても、

「体力はない、つらいことは逃げて過ごす」のでは「大人として生きていくこと」って出来ないんです。それは「お金を稼げない」ことと直結しますよね!

 

進学校を出て「大人として生きていくこと」に一度脱落した張本人ななは、

40歳を手前にして「大人として生きることとはどういうことか」を、一からわが子と一緒に学んでいく所存でございますm(_ _)m

具合の悪い時によく読みました。過ごし方など参考になりました


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