最後にパニック障害を克服したきっかけは断薬かもしれない

いやいや何を言ってるの?と数年前のワタシがつっ込んでます(笑)

私の感覚としては

  • 「断薬してもいいところまで来たら迷わなくてよい」
  • 「適切な時期の断薬は急速に寛解へ向かう」
  • 「薬の必要なうちに断薬すると失敗ばかりでかえって落ち込むので逆効果」

という感じ。

 

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私の場合は発症当初からジェイゾロフトとメイラックスを使っていれば1年くらいで治った気がする

やっぱりね、最初って大事だと思う。

このブログを書き始めたころから「最初からSSRIを使っていれば多分こんなに長引かなかった」と書きましたら、SSRIを安易に勧めるな!とお叱りを受けたことがあります。

 

しかしもう一度お叱りを受ける覚悟で(?)振り返ると

パニック障害オンリーの病状ならやっぱりジェイゾロフトはすごい効きました。私はね。

うつなども併発している場合はまた違うのかもしれないけれども。

 

発症から時間が経ってないと「外出しよう」という気持ちが大きい

初めのうちだってもちろん外出はめちゃ怖いんですよ。怖いんだけどもほんの1ヶ月くらい前までなんの疑いもなく外を歩いていたわけですよ。

その感覚はまだまだ残っているので、めまいでぶっ倒れそうでも外に出ようとしていた。

 

内科も脳神経外科でも耳鼻科でも総合病院でも異常ない。ならば歩けるはず!というのが最初の1~2か月だったのね。

その「気合十分」のときにジェイゾロフトを使って、さしあたってめまいなどの不定愁訴を取り除いておけば、きっと外出できたんじゃないかな。と今でも思ってるの。

 

半年経ったら「外出しようとガンバル意欲」なんて相当削られてた

そもそもふらつきだの動悸だの、もう忘れてしまったけれども(忘れるようにできているみたい)

家の中で立っていることすらつらくなっているところに持ってきて、外に出たとたん心臓飛び出そうになってたもんな・・・。

 

なので発症したてのころはむしろ薬は必須でした。

 

よくなってきたら本当に薬を飲まないほうが調子がいい

何十回も見ていた言葉

「ベンゾジアゼピンを断薬すると不安感がなくなる」

何言ってまんねん。全く意味わかりませんが。とずっと思っていました。

 

「断薬」は入院して家事育児など一切考えない状態でするもの。家でベンゾジアゼピンの断薬?無理に決まってるだろ。

だからメイラックス断薬は子どもが20歳を超えて、長期間家を空けても大丈夫になってから入院してする。

何なら一生飲む気持ちだし。と思っていたのですよ。

 

そこまで思っていた私が、ほら、メイラックスは完全に断薬して、ジェイゾロフトもあと少し。

そして、メイラックスを断薬して時間が経つごとに「ああ、パニック障害克服したな~」と思う場面が増えています^^

具合の悪い時によく読みました。過ごし方など参考になりました


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2 Responses to “最後にパニック障害を克服したきっかけは断薬かもしれない”

  1. DK より:

    ななさんのブログを脳へのおまじないに何度も読んでいます。
    自分もレキソタンを7年飲んで(そこからどうやってやめたか本当に覚えてないんですが)飲まなくなって、 10年間は睡眠剤だけ。今はメイラックスを飲んで一年経過です。
    やめられる時にやめられますよね。
    あまり情報をいれたくない時もあるけど、ななさんブログみたいなものに出あえると本当にありがたいです。

    • なな より:

      DKさん、
      コメントいただきありがとうございます(*´ω`)
      お返事遅くなり大変申し訳ございません。

      私は「断薬する!頑張ろう!」と思ってた時は全然前に進まなくて、でも時期が来たら自然に断薬できていました。

      いい医師に巡り合えたことが成功の秘訣でしたね☆彡

      断薬と言えば「頑張れ、離脱症状が出ても我慢、ひたすら我慢」というのをよく見ていたのですが、
      「本当に頑張らなくても断薬できたよ。治ったよ」というのを伝えるブログとして残したいな~と思っています^^

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