パニック発作を起こしたときの対処法 ゆっくり呼吸して落ち着き薬の力を借りる
パニック障害の患者にとって一番怖いのが「発作」だと思います。
私がパニック障害がひどかったころに発作が起きそうになったときにしていた呼吸法のやり方を書いてみたいと思います。
予期不安の段階で3数えて吸って6数えて吐くという呼吸をする
これは「意識してゆっくり呼吸をする」ことが大事で、秒数はご自分が一番やりやすいものでOK。例えば「4吸って6吐く」でもいいし「5吸って5吐く」でもいいようです。
私は「3数えながら吸う、5~6数えながら吐く」のが一番落ち着きました。
一番大事なのは「吐く時間を長めに取ること」
「息を吐く」ことで「落ち着く」効果が得られるので「息を吐く」ことを意識します。
発作の起きてないときに何度も練習するといいです。いざという時にすぐに使えます。
予期不安の段階で呼吸法をしておくと落ち着きやすい
パニック発作が起こるときは大抵「予期不安」が先行すると思います。「この動悸は、めまいは。。発作の前触れだ!」と感じるときです。
その段階のときに上記の呼吸法をしておくことで、本格的な発作にならずに済む場面もかなりありました。
プラス病院で処方されたとんぷくを飲む
パニック障害の人は不安薬をいつも持ち歩いていると思うので、飲めるタイミングで飲んでしまいましょう。
もし手持ちがなければ医師に「不安時に飲む頓服がほしい」と伝え、どんなタイミングで飲めばいいのかも一緒に聞いておくといいです。
発作がひどい時は病院に行き、点滴をしてもらうと落ち着きます。
私がパニック障害がひどかったころ
「パニック発作は病気ではないので、倒れていても救急車は呼ばないでください」というカードを持ち歩くといい。という記事を見てすごく驚いたのを覚えています。
- もちろん自分で行けるのであれば、自分で病院に行く。
- 自分で発作を鎮められるのならば体を休めて発作を鎮める
のがいいのはわかりますが
「救急車は呼ぶな」と言われると、私はそれだけでかなり不安になってしまいました。
なぜなら私は発作が起こると立つことも体を動かすこともできなくなったからです。過呼吸発作の硬直ですね。
立てなくなったら救急車呼べばいいよね。病院に行ったら点滴でラクになるよね。という気持ちでいたほうが「私は」ですが気持ちがラクに過ごせました。
結局6年間で救急車に乗ったのは2回でした。
意外とそこまでのひどい発作にはならないものです^^
自分で予期不安や発作を立て直すことができるようになるたびに自信がついてきますよ★
具合の悪い時によく読みました。過ごし方など参考になりました
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